結婚式の準備、始めましたか？20人から100人まで、規模によって変わる相場、そして福岡など地域別の特徴を、みんなの体験談を交えてご紹介します。
結婚式の相場ってどれくらい？一般的な目安とは
結婚式の相場は、参加人数や地域、内容によって大きく変わります。まずは一般的な相場感を把握しましょう。
20人から30人規模の結婚式
親しい友人や家族だけを招待する小規模な結婚式は、コストを大幅に抑えられることが多いです。ウェディングパークによる2023年のデータでは、60～69名の結婚式の平均費用は約321.8万円とされています。ただし、これは参考値であり、具体的な費用は様々な要素によって変動します。
また、Fam-Wedding.comのデータでは、結婚式の総額は人数によって異なり、50人で約256万円、60人で約307万円、70人で約358万円となっており、これにはゲストからいただけるご祝儀を引いた額が自己負担額となります。
Hana-Yume.netによると、30人規模の結婚式の平均費用は約194万円で、首都圏では平均約201万円程度となっています。少人数の結婚式では、会場の選択やゲストの数などが費用に大きく影響します。
50人から100人規模の結婚式
規模が大きくなると、当然ながら費用も増加します。ゲスト数が多いほど、料理や装飾、会場の費用も高くなる傾向にあります。
多くのカップルは、結婚式の全体費用からご祝儀を引いた額を自己負担としています。これにより、実際に自分たちが支払う額が決まります。
結婚式の規模やスタイル、場所によって、必要な費用は大きく異なります。個々のニーズに合わせて計画を立てることが重要です。
最後に、結婚式場のプランナーや専門家に相談することで、より詳細な見積もりやアドバイスを受けることができます。
地域による相場の違い
福岡をはじめ、地域によって結婚式の相場は異なります。具体的な地域別のデータを見ていきましょう。
福岡の結婚式相場
福岡県での結婚式費用は全国平均と比較して、ゲスト数が多いため、費用も高くなる傾向にあります。平均的な結婚式費用は393.9万円で、ゲスト一人あたりの平均金額は4.53万円となっています。福岡では、料理やギフトの品数や味にこだわり、ゲストのおもてなしに力を入れています。
福岡で人気の結婚式場は、専門会場やホスピタリティの高いホテルが多く選ばれており、群馬県の人気会場としては、外資系のラグジュアリーホテルが名を連ねています。また、福岡県の招待ゲスト数は全国平均より多く、ゲストとの関係性にも他地域より強い考え方が見られます。
都市部と地方の相場差
福岡の都市部と地方では、結婚式の費用に差があります。都市部では、より多くのゲストを招待し、豪華な会場や装飾に投資する傾向があります。一方、地方では少人数でアットホームな式が多く、必然的に費用は抑えられる傾向にあります。
会場によっても費用は異なり、九州地区の結婚式場の平均費用は400.6万円、ホテルは409.1万円です。比較的リーズナブルなレストランの平均費用は296.0万円、ホテルや式場内のレストランは316.0万円となっています。
また、ゲストハウスやホテル内のレストランなども人気で、それぞれの場所によって異なる結婚式のスタイルや費用があります。
結婚式場選びは、カップルの理想と予算に合わせて、様々なオプションから最適なものを選ぶことが重要です。
人数別相場の具体例
60人、70人規模の結婚式はどれくらいの費用がかかるのでしょうか？実際の例を元に解説します。
60人規模の場合
60人規模の結婚式の総費用はだいたい320～370万円が目安です。自己資金は、140～190万円ほどが一般的。ご祝儀や親族からの援助があれば、自己負担が減る可能性もあります。
結婚式の支払いは、内金、中間金、最終支払いの3段階で行われます。内金は契約時に5～20万円、中間金は結婚式の数週間前に半分程度、最終支払いは10日から1週間前に行います。
結婚式の日程をオフシーズンや仏滅に設定することで、費用を抑えることが可能です。これにより、費用総額が50万円～100万円ほど変わることもあります。
ブライダルローンの活用も一つの方法です。自己資金に余裕がない場合に有効ですが、金利や審査に注意が必要です。
70人規模の場合
70人規模の結婚式の場合、ウエディングパークの2023年11月のデータによると、平均的な総費用は425.7万円、自己負担額は203.7万円程度です。ご祝儀や親族からの援助により、負担額は減少する可能性があります。
挙式会場や披露宴会場の費用、料理、装花、衣装・美容、写真・映像など、結婚式を行う際には多くの費用がかかります。
ご祝儀の相場は、ゲスト一人あたり3～5万円と考えるとよく、親族や上司などの立場が高い人は金額が高くなりがちです。
また、結婚式以外にも結納、指輪、新婚旅行など、さまざまな出費が発生しますので、全体的な費用計画を立てることが重要です。
費用を抑えるコツとは？
予算内で素敵な結婚式を挙げるための費用削減のコツをご紹介します。
予算配分の秘訣
効果的な予算配分のためには、一点豪華主義を採用し、重要なポイントに集中することが重要です。全てにお金をかけるのではなく、料理やドリンク、衣裳、演出など、特に重視するポイントに予算を配分しましょう。
また、結婚式場の選択によっても費用は大きく異なります。レストランウェディングなどは、他の会場タイプに比べて費用を抑えやすい傾向にあります。
オフシーズンや仏滅、平日や夜間のプランを利用することで、割引や特典が得られることが多いので、これらを活用するのも一つの方法です。
また、ペーパーアイテムや写真・ムービー撮影など、節約できるアイテムもあります。外部業者を利用することで、コストを抑えることができます。
無駄遣いを避ける方法
無駄遣いを避けるためには、式場外部のショップを利用して衣裳やプチギフトを選ぶと良いでしょう。持ち込み料がかかる場合もありますが、お得な場合も多いです。
装花やケーキなどの費用がかさむアイテムを代替品に変えることでコストを下げることも可能です。例えば、ケーキをイミテーションにする、装花を造花にするなどです。
さらに、会費制ウェディングを採用することで、ゲストからの参加費を式費用の一部に充てることができます。
最後に、結婚式に関する割引や特典を提供する結婚式サイトを活用することも、節約の一助となるでしょう。
読者の体験談
実際に結婚式を挙げた方々の体験談を紹介します。参考にしてみてください。
少人数でのアットホームな式
少人数の結婚式は、アットホームな雰囲気でゲストとのコミュニケーションを大切にできる魅力があります。しかし、事前に会場の詳細をもっと調べたり、細かい部分にもこだわったりするべきだと感じる方もいます。
特に、BGMや写真撮影の指示書など、自分たちの思い出に残る部分には、十分な注意とこだわりを持って準備することが大切です。また、メッセージカードなどを用意して、ゲスト一人一人への感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。
結婚式の費用に関しては、少人数であれば全体的に抑えられるため、お金をかけたい部分には積極的に投資することができます。自己満足でも良いので、こだわりたいポイントには我慢せずにお金をかけると良いでしょう。
最後に、会場の装飾や装花に関しても、シンプルな内装が多いため、DIYでの装飾や持ち込みによって、写真映えするウェディングを実現することが可能です。
大規模な結婚式の工夫
大規模な結婚式では、テーブルコーディネートやバージンロード、誓いの言葉などの演出に特にこだわることができます。こうした細部に注意を払うことで、ゲストにも楽しんでもらえる結婚式になります。
大切なのは、ゲストとの時間を大切にし、余興を設けずに写真撮影や会話を楽しむこと。少人数であれば、ゲスト一人一人とゆっくり時間を過ごせるのも魅力です。
また、結婚式の場所を選ぶ際には、自然に囲まれた場所や、家族や友人と共に楽しめるリゾート邸宅など、特別な場所を選ぶこともおすすめです。
大規模な結婚式でも、ふたりの希望と理想を叶えられるよう、自分たちらしい結婚式を目指しましょう。
まとめ
結婚式の相場は、人数や地域によって大きく異なります。20人から100人まで、各規模に合わせたプランを見つけ、最高の一日を迎えましょう。この記事があなたの結婚式計画の参考になれば幸いです。
